2026.10.07|研究成果
COVID-19から得られた教訓:日本における新興感染症への備えと今後の課題
Lessons from COVID-19: Preparedness and Future Challenges for Emerging Infectious Diseases in Japan
忽那 賢志教授は、日本におけるCOVID-19への対応を総括し、今後の感染症危機に備えるための優先課題を整理しました。
|研究のポイント|
2019年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、現代の健康危機に対応する日本の能力を試す大きな試練となりました。
また、今回のパンデミックは、硬直的な医療提供体制、長期療養施設の脆弱性、分断されたサーベイランスおよび研究基盤、
間接的な健康被害、そして感染症専門人材の不足と地域偏在という課題を浮き彫りにしました。
本論文では、日本におけるCOVID-19への対応を総括し、今後の感染症危機に備えるための優先課題を、相互に関連する以下の4つの柱に整理しました。
1.感染症に対応する人材の育成
2.相互運用可能なサーベイランス、データ基盤、および研究開発能力の整備
3.平時から構築する地域連携ネットワーク
4.効果的な国レベルの組織・体制の構築
本研究成果は、2026年9月15日に、日本内科学会の英文誌Internal Medicine(オンライン)に掲載されました。
|Title|
“Lessons from COVID-19: Preparedness and Future Challenges for Emerging Infectious Diseases in Japan ”
|Author|
Satoshi Kutsuna
研究者のコメント